歯を失ったまま、なんとなく過ごしていませんか。
失った1本は、残っている歯にも静かに影響することがあります。
まず、いまの状態を知ることから始めませんか?
お電話でも承ります 050-1721-8291(診療時間内)
※本ページは自由診療(自費)のご案内です。治療の効果・経過には個人差があり、結果を保証するものではありません。費用・リスク・副作用は本ページ内に記載しています。
失っても、痛くないし、なんとなく噛める。だから「そのまま」にしがちです。でも、見えるところと、見えないところで、変化が始まっていることがあります。まず知っていただきたい事実です。
対合する歯を失った奥歯では、その多く(研究では約8〜9割)で挺出(伸び出し)がみられたと報告されています。伸びる量には幅があります。
空いたスペースの隣の歯は、すき間の側へ傾いたり動いたりすることが計測研究で示されています。動きは最初の1〜2年が比較的速い傾向です。
失った歯を補う方法は3つ。選ぶ基準はいくつもありますが、当院が大切にするのは「残っている自分の歯を、どれだけ傷めずに済むか」です。研究で分かっていることを、中立にお示しします。
| 方法 | 隣の歯への処置 | 研究で分かっていること |
|---|---|---|
| 部分入れ歯 | バネ(クラスプ)をかける取り外し式 | バネのかかる歯は抜歯に至ることが多く(研究では抜歯となる"オッズ"が約2倍)、う蝕も起きやすいと報告。隣の歯の10年生存は3つで最も低い傾向Drummond 2024(SR/MA・46研究・オッズ比約2.0)/Aquilino 2001 |
| ブリッジ | 両隣を削って土台にする固定式 | 装置は長持ちする一方、削った歯は神経が失活する等の負担を負う(根の先の病変が単独の被せ物の約2倍)Tan/Pjetursson 2004・Tsotsos 2023(SR/MA) |
| インプラント | 隣の歯を触らない固定式 | 隣の歯を削らず・バネもかけないため、隣在歯の負担が少ない。合併症の種類が生物学的なものから技術的なものに移るPjetursson 2007・Okuni 2022 |
この場合、ブリッジは適応外です。入れ歯は後方を支える歯に負担が集中しやすく、インプラントは後方をそれ自体で支えられます。ある研究では、10年後に「残っている歯」が保たれた割合は、インプラントで支えたケースで約70%、遊離端の入れ歯で約16%と大きな差がみられました(Tsujioka 2024・傾向スコア一致の後ろ向き研究・n=58)。ただし小規模・後ろ向き・選択バイアスのため、この差は実際より大きめに出ている可能性が高く、方向性を示すものとしてご覧ください(一般の研究知見であり、個々の結果を保証しません)。
※いずれも公表された研究の一般的知見で、個々の結果を保証するものではありません。なお、ていねいな手入れと定期管理のもとでは入れ歯でも歯の変化が抑えられるという報告もあり、逆にインプラントが必ず隣の歯を守るわけでもありません。どの方法が最適かは、診査のうえで一緒に決めます。
歯は、見えている「頭」と、骨の中の「根」でできています。頭の傷みは、かぶせ物で直せます。その「根」がダメになったとき、人工の根で支え直す。それがインプラントです。
ひざや股関節の人工関節と同じ発想の、確立された医療です。何かを新しく足すというより、ダメになった部分を置き換えるものだと考えると近いかもしれません。
主に用いるのはチタン。骨と結合する性質(オッセオインテグレーション)が知られる金属で、人工関節などにも長く使われてきました。
まずは自分がどんな状態で、どんな選択肢があるのかを知ること。入れるかどうかは、そのあとゆっくり決めていただけます。
「手術」と聞くと身構えますが、通常のインプラント(1本・骨造成なし)の術後の痛みは、多くの場合が軽度〜中等度と報告されています。経験のある痛みに"ものさし"で喩えると:
つまり、通常の抜歯と同じくらい〜やや軽く、"横向きに埋まった親知らず"の抜歯よりはずっと軽い、と報告されています。痛みのピークは術後1〜2日ごろで、その後やわらぎ、短期間の痛み止めで過ごせるとされます。腫れも2日ごろがピークで、多くは1週間ほどで引いていきます。(※強い痛みが出る方もおられ、感じ方には個人差があります。)
そのうえで、負担を"さらに"抑える。当院は、切らない・骨を足さない・削り取らないを目指す低侵襲の術式に対応しています。適応はお口の状態により診断します。
歯ぐきを大きく切り開かず、小さな穴からインプラントを埋入する術式です。適応する場合、術後の腫れや痛みなどの負担を抑えられる場合があります。
上の奥歯で骨の高さが足りない場合も、人工の骨補填材を足さず、ご自身の治癒力(血のかたまり)による骨の形成を活かして埋入できる場合があります。
オッセオデンシフィケーションは、骨を削り取るのではなく押し広げて密度を高めながら埋入部を形成する術式です。やわらかい骨でも初期の固定が得やすくなるとされています。
長さを抑え、太さで支える設計のインプラントです。骨の高さが足りない部位で、大がかりな骨造成を避けられる場合があります。
当院のインプラント費用は、CT精密診断・手術・土台・かぶせ物(上部構造)まで込みの総額です。下の費用表と、事前にお渡しする治療計画書に記載した費用以外を、当日追加でご請求することはありません。(税込)
| メニュー | 費用(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| 基本(標準) | 350,000円 | 骨の量が十分な標準的なケース。条件が良い適応症例では、できるだけ切らないフラップレス(低侵襲手術)で行います(追加費用はありません)。CT精密診断・手術・土台・かぶせ物まで、すべて込みの総額です |
| 難症例 | 450,000円 | 骨が足りない等の難しい症例。骨造成をともなう場合も、この総額に含まれます。CT精密診断・手術・土台・かぶせ物まで、すべて込み |
※定期メンテナンス(清掃)は総額に含まれません(ご希望の方は自費クリーニング1回10,000円)。※インプラントブリッジで複数の歯を補う場合、中間の人工歯(ポンティック)は1歯につき+150,000円。いずれも税込。
マウスピース矯正しか扱わない医院では、ワイヤー矯正は選択肢に入りません。インプラントも同じです。当院は骨造成も、骨を造らない低侵襲の術式も、どちらも行います。選択肢を持っているからこそ、あなたに合う方を、理由とともにご提案できます。
骨補填材などで骨の幅・高さを増やしてから(または同時に)埋入します。骨が大きく失われている場合や、より多くの骨量が必要な場合に適することがあります。治療期間が長くなる傾向があり、術後の負担はやや大きくなります。
残っている骨を活かし、術式やインプラントの設計で対応します。適応する場合、負担・期間を抑えられる傾向があります。ただし残存骨の条件によっては選択できないことがあります。
あきらめる前に、一度CTでの診断を受けてみませんか。残っている骨の高さや位置によっては、骨補填材を用いない方法や、長さ・太さを工夫したインプラントで治療できる場合があります。他院で提案された治療計画についてのご相談(セカンドオピニオン)も承ります。
お電話でも承ります 050-1721-8291(診療時間内)
治療のゴールは、インプラントを入れること自体ではありません。10年後・20年後も、自分の口でおいしく食べられること。失った場所を補うことは、残っている歯を守り、その毎日を続けるための選択肢のひとつです。
抜歯後、歯を支えていた骨は自然にやせていきます。当院では、抜歯と同時に骨の吸収を抑える処置(ソケットプリザベーション)にも対応しています。将来インプラントを選ぶ場合も選ばない場合も、選択肢を残すための処置です。費用は100,000円(税込)です(骨造成と同じ扱い)。
私たちは「顧問歯科医院」として、治療して終わりではなく、10年後・20年後もご自身の歯でおいしく食べられることを一緒に目指します。インプラントはその手段のひとつであり、目的ではありません。
世界の研究・学会の知見に基づいて選択肢をご説明します。このページの記載にも、出典を付しています(ページ末尾)。
骨の高さ・厚み・神経や上顎洞の位置を三次元で確認し、低侵襲の術式が適応できるかを診断します。診断の内容は、画像をお見せしながらご説明します。
相談・診断だけで終えていただいてかまいません。当日のご契約は求めず、ご自宅でゆっくり検討していただくことをお願いしています。
難しい症例は、口腔外科などの専門医と連携して対応します。当院で完結させることを目的にしません。
このページに書ききれなかった研究データを、テーマごとに整理した「読む相談室」をご用意しています。日付順のブログではなく、読者が知りたい順に章立てしています。3つの質問に答えると、あなたに合う記事をご案内します。
インプラントは外科処置を伴う自由診療です。当院では、次のリスクを事前にご説明したうえで、進めるかどうかをご自身で決めていただきます。
出典:上顎洞粘膜の穿孔と経過について Diaz-Olivaresら 2021(系統的レビュー/メタ分析・Int J Implant Dent)。※公表研究の要約であり、個々の結果を保証するものではありません。
LINEまたはお電話で「インプラント無料相談」とお伝えください。
お悩み・ご希望を伺い、CTで骨の状態を確認します。(相談はおよそ30分です)
治療できるか/選択肢(造る・造らない、ブリッジ等も含む)/総額と期間をご説明します。
当日のご契約は求めません。持ち帰って、ゆっくりお決めください。